爆発と崩壊

爆発の風景を描ける人というのは、
美術館などで観覧することができますが、
たいがい重いテーマです。

私は爆発は描けないので、

たとえば商業アニメで、
適切な色彩と形状のデコレーションを描き出し、
場面にふさわしい爆発シーンを演出し、

そういった絵を描ける人の頭の中は、いったい
どうなってるんだろうと思ってしまいます。

実際の爆発を観察する機会は、
日常生活ではないわけですから。

爆発シーンが不得意なのは私だけでなく、
世界的なものらしいです。

アニメの爆発シーンが得意なのは日本人、と
聞いたことがあります。

理由があって、戦時中の戦意高揚アニメで、
爆発シーンが多かったから、だそうです。
そこから日本のアニメの爆発シーンが発達した。

戦意高揚アニメなんて、とんでもないのですが、
「桃太郎」やら「水兵」やら、いざ観てみると…

これこそ「認めたくないものだな」でしょうか。
見事な仕事をしてるんだ、これが。職人としては、ね。

ビルの爆破解体がニュースになることがありますが、

建物の崩壊シーンでも、日本には見事なシーンがあります。
描きこみが膨大できめ細かいせいか、数分の短いシーンです。